板書は付きまとう

思いついたことのメモ帳として使ってるので、役に立つ人とは友達になれそう

公式アカウントは「ここだけの話し」を展開してほしい

最近、ツイッターのフォローアカウントを整理して、ラノベの公式アカウントを追加した。

メジャーレーベルはある程度入れたんだけど、既に外したアカウントもある。

いやさ、定型の宣伝が一日3回ぐらい流れてくるだけで、面白くないんだよね。

新しい商品の情報が欲しいんじゃない。

それは書店にでも行けば分かる。公式サイトもあるじゃろ。

違うんだよ、SNSでは本に乗らない部分が観たいんだよ。

作者と本との関係とか、編集者との面白話とかが知りたいんだよ。

 

 公式サイトとかで好きだった物に、任天堂の「社長が訊く」がある。
あれは凄い面白かった。
どうしてそのソフトは開発されたのか、開発秘話、今後の展開。
そういうゲーム自体の話や、開発に携わっている人がどういう所に力を入れたり思いをこめたりしたのか、前にはどういうゲームを作っていたのか。
続編であれば、なにを強化し、どうしてその新しいシステムになったのか。などなど。
これらをひっくるめて「実はここだけの話なのですが・・・」コンテンツが、とても面白い。


ゲームはゲームを遊べばいい、それが最大の楽しさだ。

でも、その魅力は雑誌や動画、短い体験版でしか知る事ができない。
入り口から入れば、その先には自分にあった楽しさが展開されている「かも」しれない。
その「かも」を取り払うのには、前述のメディアでは全然足りない。

それらは全てアピールポイントが同じで、媒体を変えて訴えてるだけ

文章と音声と、実際のゲームで同じ内容を延々と繰り返す

それだけで、マンネリと言うか、飽きる


ゲームはゲームとして遊べばいい。となると、その外郭を使用するしかない。
社長が訊く」は、そのゲームの魅力を伝えるのはもちろんだし、他メディアと同じ内容を繰り返してる時もあるけど、社長が開発やパブリッシャーなどの会社・個人に焦点を当てて、かつ、普通よりマニアックな「ここだけの話」が多く展開されていた。
それは社長である岩田氏のインタビュワーとしての力が凄く良かっただけなのかもしれない。

けれど、方向性としては既存のゲームメディアになかった切り口の質問が多かったと思うし、見たこと聞いたことの無い質問郡とその答えは大いに知的好奇心を満たしてくれた。

魅力的な開発者、ゲームを販売前後で見せ付けられては、購買意欲も上がろうってもんだ。

 

社長が訊くが最良であるかどうか、そういうのは分からないけれど、少なくとも今まで以上に購買意欲に結びつく、良いコンテンツだったと思うよ。

だから、別のアカウントにもそれを求めてしまうんだよねぇ。

あれは高度なやり方だから、まぁ、無理なんだろうけど。

 

でも、作品の紹介だけじゃなくて、そういう新しい切り口の情報が公式サイトに溢れてたら、それは検索資産としても有益だと思うんだが、どうなんだろうなぁ。

 

というか、そういう話聞きたいから話させて欲しい