板書は付きまとう

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音ゲーのeスポーツ盛り上がりは、プレイヤーをどれだけ魅力的に見せられるかによる

以下の記事を読んだので。

 

 

note.mu

 

なお、私の結論を端的にいうと「プロが増えて大会が増えて、プレイヤーの露出が増えれば今のままでもいけるいける。人はプレイヤーが連れてくるものだし、そこに注力したらいけるいける」です

 

 

上記記事の中で

なお、既存の音ゲーが競技として成り立っているのはゲーム外部からのルール設計によるもので(プレイ結果によるスコアの比較)、この方法に従えば原則としてはどんなゲームでもesportsとして扱いうる(松井悠の定義はこれに近いし、僕も同意する)。

だが、ゲーム外部からの競技化によってesportsとして隆盛しているタイトルは世界的に、また国内にもほとんどない。なので、esportsタイトルとしてはゲーム内部での競技性(プレイ中の対戦相手との相互作用)が大事な要素であると考えられる。ここでの議論はこの考えに依っている。

https://note.mu/nasobem/n/n760c80120bfc

という部分があるのだが、別にまだ出てきてないだけで、いずれ出てくると思う「パズドラ、モンストはなり損ねた感じある)。

eスポーツなのだから、スポーツで実施されてる事と同じ競技性でも問題なくなるでしょう。(オリンピックみれば、そこの不安は無い)。

 

なんか他の衰退業界も同じだと思うんだけど、SNSとかで人に注目が集まってる時代に、人が注目されない形になってるからいけないんだと思う。

対戦は、人と人が競い合ってるから良いのであって、対戦のシステムが良いから見るのではない。

スコアで競うゲームだって同じで、オリンピックとかでどういう選手が記録を出したかが注目される。

直近だと、レジェンド葛西とか。

長野で知った選手だけど、あっこから今までずっと現役で先頭走ってる選手っていう、人の歴史があるから楽しんでる。

団体競技もそう。カーリングとか、男子も女子も、競技性に注目が集まってきたけど、まず最初の波は人だったでしょ。

 

eスポーツの盛り上がりって、多分そこ。

選手の人となり、背景、これがまず注目されて、その分野に人が来て盛り上がっていく物だと思う。

もちろんゲームが面白くないと選手が来ないから駄目だろう。ある程度ルールがわかった観客も、そこを求めてくるだろう。

でも、必ず協議中に1人以上が画面内で競ってる必要はない。

ゲームが楽しいこと、一目見て分かること。もちろん重要。

でも、人を呼ぶのはそこじゃない。どういう人がプレイしているかだと思う。

そして、それを育てるのは。

各ゲームセンターだけで閉じない場を作るのは、確かに大会とかプロ選手とかだと思う。

そして、それぞれの記録と記憶がネットとかで簡単に閲覧できるようになっていることでもあるだろう。

音ゲーとか、他のまだ盛り上がってないゲームはどうだ?

ゲームが始まった頃の歴史は蓄積されてるか?

 

そうそう、格闘ゲームが日本で最近TVにも出るぐらいになったね。

トッププロは本まで出して、講演したりもしてる。

最近だと、ときどのEVO優勝とかね。

あれ、普通の人にはゲーム画面を見てもらって理解、とかはしてなかったと思うけど。

ときどの人生、EVOという歴史ある世界大会。

ゲームはプレイヤーは集める。でも、観客はプレイヤーが集める。

 

サッカーはどうだ。

サッカーという競技が好き、って人より選手、その団体に人がつく。

サッカーに人がつくより、サッカーをしている地元チームに人がつく。

もちろんそればっかりじゃないだろうけどさ、プレイヤーだった人でもない限りは、人にはつくもんだと思う。観客は。そして、そういうプレイヤーではなかった観客の方が、圧倒的多数だ。

 

さっきの記事で、音ゲーにもプロが居るという話があった。

でも、一人だ。

足りない。

ライバルがいない。

師匠がいない。

弟子がいない。

派閥やチームもない。

ストーリーがない。

人が惹かれる人の歴史がない。

 

だから、これからだと思う。

日本でプロライセンスとか、まだまだゴチャゴチャするだろうけど、これから人を惹き付けるプレイヤーが生まれる土壌が出来そう。

 

だから、音ゲーは今のゲームのままでも、いずれは認知されるだろう。

プレイヤーが、歴史が、記録が、記憶が揃えば。