今更ながらヒーローアカデミア読んだので感想
ちょっと前に一巻売れ切れとか言ってたなー、とか思ってたら次は四巻なんすか、早いっすね。
普遍的な王道構造はいいね。
言ってしまえば「NARUTO」なわけで(直近でジャンプだと)、あとは見せ方なんだろうな。
でも、王道としてほんと良く出来てるわ。
オールマイティの濃さと、逸話と、実際にみた緑谷の感動とかで株を上げておいて、どうもオールマイティに傷を追わせた奴は捕まえられてないっぽい情報を出しておいて
「お前はこいつを超える敵を超えるのだ」という情報もあるし。
現実は見なくちゃなって言われたタイミングで見た現実はいじめっ子の危機で、それに飛び出していくとか、もう典型的な形してるよな。ストレートで良い。
でも、過剰なまでにストレートってわけじゃなくて、この辺も全部「主人公の一本通った軸」を書こうとしたら、こうなるよなぁ。
オールマイティの過去動画を見たりしてるシーンとか、試験もそうだけど、どれだけ揺れて揺れて、でも軸が一本通った良い主人公になってくれたら、楽しいだろうなぁ。
あとは、入学後の体力テストもそうか。
主人公が軸の部分は(助けるとか、ヒーローの素質)直感的、本能的、反射的に行動するけど、その他の部分は結構考えてる。
いやまぁ、そもそもが悩める主人公で、成長し切るまで(肉体的、精神的(オールマイティに否定的と言われた部分とか)の両方)は創意工夫が必要だよね。
序盤は、このあたりのアイデア勝負になるんだろうか。
制限プレイは、クリアした瞬間楽しいしね。
でも、やっぱ中盤には圧倒的な力も見たいよな。
このへんの要素をすっ飛ばしたのがワンピースで、しっかりやったのがNARUTOとかダイの大冒険とかかなぁ。
週刊誌だから単行本出るの早いし、ちょいちょい読んでいこうかな。
あと、とりあえず、ワンパンマンと比べちゃいけない気がしている。
いろいろ。
あっちは尖りすぎてて、一時代前って感じがし始めてて面白いなぁ。
王道は古くて古くてもう普遍的にありすぎて一時代前にも今も未来も常にあるだろうからそういう感覚ないもんなぁ。