フォレスト・ガンプは繰り返し観ちゃう(繰り返しちゃう 映画編)
昨今、いろんな映画を見てるけど、フォレスト・ガンプほど何度も見てる映画はない。
少し、ネタバレ無しでつらつらと書く。
今更この作品でネタバレ云々ってのもなんだなぁ・・・。
ディスクで、レンタルで、ストリーミングで。
時代時代の観方をしてる。
時代時代にフォレスト・ガンプが生きていたら、みたいなストーリーでもあるし、似てるなぁなんて考えながら観る。
見始める時間は決まってない。フォレスト・ガンプはどんな時間でも合う。
朝の少し寝ぼけた位で見ても、複雑な内容ではないので頭の覚醒は時間かコーヒー任せ。終わる頃には良い一日の始まりになる。
昼のご飯前後もよいだろう。昼飯はエビだ。
少しスパイスを効かせておけば、泣いても辛さのせいにできるぞ。
夜も良い。フォレスト・ガンプは人生の物語だ。
昼があれば、迫る黄昏も、死神の闊歩する夜もやってくる。
人生の荒波に、宵闇の中走り抜けるガンプを見よう。
ただ走りたかっただけかもしれないが、夜は抜けていずれ朝が来る。
途中で見るのをやめたりしない。
良いシーンだけ見たりしない。
フォレスト・ガンプは最初から最後までで1つで、良い場所の裏には悲しい場所があって、でもそれも通過点。
あの流れがあるから、ラストの頃に、忘れていたあのバスの風景を見てしんみりできるんだよ。
一年の中の、いつ見てるだろうか。
自分は何かを始めたい時に見ている気がする。
時間もそうだが、別に決めていない。
けど、その時の気分でふと「フォレスト・ガンプ観るか」と思うタイミングがあって。
それは何か新しい事を始める前とか、躊躇して進めなくなってるときに気づくと見ている気がする。
ただ走っているだけのガンプに、言われるでもなく走ってみたら?と、すごく当たり前のような調子で後押ししてもらえるからだろうか。
多分、いつ見るかの部分が、この作品をリピートする部分なんだと思う。
色々と環境は変化していく。
嫌でも立場とかが変わる。
そんな中でも色々新しいことしてみたり、考えたりしようぜ。
という部分で大きい刺激を受けるから。そして、それが一年に一回は欲しくなるから。
もう少し自分自身だけで動き出せても良いとは思うけど、後押しを作品に頼るのも、また面白いよねとか考えて、今年も観ました。
(今年は「何かやろう」を後押しして貰った。仕事ばっかりになってしまっていたので、初速を得る為に)